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TSUTAYA DISCAS レビュー広場

(ストーリー)
オリジナリティー・どんでん返し・演出・キャスティング・テンポ
(エンターテイメント)
笑いや爽快感、見易さ
(再見度)
もう一度見たいかどうか

100点
参りました完璧です!!
90点
名作。DVDがほしくなった!
80点
面白い。人に勧めよう!
70点
楽しめた
60点
普通の映画。
50点
つまらなかった。長く感じた。
40点
見たことをちょっと後悔
30点
駄作。時間の無駄だった
20点
金かえせ!
10点
よくぞこんなの作った
ある意味すごい映画








勝手気ままに映画レビュー

独断と偏見で書いてます。点数低くてもおもしろい映画もあるはずです。
 
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年 アメリカ 131分)
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
73点
(嫁の評価75点)
DVDにて鑑賞。この映画ストーリーも良くできていたし、テンポも軽快で最後まで割りと楽しむことができた。しかし最後にすべての謎が解けるんだけど、オイラは早い段階でこの物語のラストが予想できてしまっただけに、話が進むにつれて自分の予想に対する確認の作業に入ってしまった。それが無ければもっと楽しめたはずだし、サスペンス色をもうちょっと薄めればもっと涙が誘える作品になったんじゃないだろうか?ケヴィン・スペイシーはさすがの一言だけど、ケイト・ウィンスレットは多少演技力不足だったような気がする。(演出の上でもなぜ彼女演じるビッツィーが選ばれたかなど説明不足)ここだけがどうもミスキャストだった印象。とりあえず大はずしは無い作品だろう。ただ誰が見ても一定の評価は得られるだろうが、100点かと言われるとどこか物足りなさも感じさせる作品だろう。優等生的な映画ではあるが印象に残る作品ではなかった。(2007年5月27日)
(嫁2行レビュー)
結構良く出来てておもしろいが、ケヴィン・スペイシーだからか
かえってラストの展開が読めてしまったのが残念(。・ε・。)ムー


(キーワード)死刑制度 サスペンス(後味)なるほど!
(対象)18歳〜60歳 サスペンス好き向き
(ストーリー)★★★★☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★★☆☆

ラストキング・オブ・スコットランド (2006年 アメリカ/イギリス 125分) 
ラストキング・オブ・スコットランド
74点
(嫁の評価80点)

(あらすじ)
 1971年、スコットランドの医学校を卒業したニコラス(ジェームズ・マカヴォイ)は、診療所で働くためにウガンダにやって来る。ある日、彼はアミン新大統領(フォレスト・ウィッテカー)の演説を聞きに行った帰り道で、偶然にも大統領の捻挫の治療をすることになる。大統領から気に入られたニコラスは、アミン一家の主治医になるが……。

(レビュー)
 うーんオシイ。うまく撮ってる映画だなぁて感じるけど、残念ながら主人公に感情移入できないのが致命的。奔放なキャラクターは時代背景もあって納得なんだけど、殺されそうになるにはそりゃあんた自業自得だよと誰もが思ったはずだ。相手がアミンじゃなくてもそんなことしたら殺されるぞ(笑)
 終盤に漂う残酷なトーンは中々重たくて見所はタップリだったけど、いくらなんでも最後はちょっとやり過ぎだろう。視覚的な伏線を張っておいても良かったんじゃないだろうか。ちょっと見るに耐えなくてホラーかと思ったぞ。
 アミンもフォレスト・ウィッテカーがなかなか好演してたけど、ダークサイドに落ちるきっかけが(スターウォーズみたいにw)描ききれていればグレートな映画になったんだけど、うーんなんかオシイて言葉がピッタリの映画なんだよなぁ・・・。アクションもサスペンスチックな要素もあってスリリングで政治的、でも肝心な人間ドラマの部分でちょっと穴があるって言えばいいのかな、そんな映画です。


(キーワード)実話 ウガンダ 食人大統領アミン (後味)
(対象)18歳〜50歳 アフリカ物好き サスペンス好き向け 
(ストーリー)★★★★☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★★★☆

ラッキーナンバー7 (2006年 アメリカ 111分) 
64点
(嫁の評価67点)
(あらすじ)
ニューヨークにやって来た青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は友人に間違えられ、大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)に拉致されてしまう。ボスは借金返済の代わりに敵対するギャング、ラビ(ベン・キングズレー)の息子殺害を命令。しぶしぶ了解したスレヴンは、その後まもなく今度はラビに誘拐される

(レビュー)
いきなりだがこの作品のタイトルは"ラッキーナンバー7"であるが、原題をよ〜く見てみると"ラッキーナンバースレヴン"となっている。現に海外版のDVDのパッケージを見ても7という数字はデザインには全く取り込まれていない。前者と後者では内容に対するタイトルの意味合いが全く逆になるだけに(下手をするとネタバレになる)、久々に日本の映画会社も何も考えんとタイトルつけちゃったなぁという気がする。さてストーリーであるがこの作品、結構などんでん返しがありながらも、どうもやられた感やすっきり感が見終わった後に感じられない。序盤からブルース・ウィリスが正体不明な不気味な役で登場し、昔あった八百長に巻き込まれた男の話を始める。そしてジョシュ・ハートネットが何やらひん曲がった顔で何の脈絡もなく登場。この序盤、時間軸も人間関係も全く分からない。しかしながら訳が分からないながらも、どうやらサスペンスのヒントが隠されているような匂いがプンプンして、一定の緊迫感が与えられている。そしてルーシー・リューが登場して、モーガン・フリーマン 、ベン・キングズレーなどの大御所も次々登場。この辺はちょっと笑いも加えながらも、黒幕や真実は一体何なのか、中々想像を掻き立てられる設定になっていておもしろかったと思う。そしてブルース・ウィリスも再び絡んできてラストに向かうのであるが、最後の種明かしと言うかどんでん返し、さんざん想像力を掻き立てさせるような展開と演出を今までしといて、え、そんだけ?という終わり方はないだろう。この辺、最初からいかにもなんかありますよ、というような演出がかえって観客を構えさせる結果になったような気がする。「ユージュアル・サスペクツ」なみのビックリ感のある脚本ながらも演出のせいなのだろうか、結局こういうどんでん返しストーリー、すました顔して最後にスコーンてやるからビックリするのである。豪華キャスト勢ぞろい、コレもまた何かあるぞというのが見え見えで、モーガン・フリーマン 、ベン・キングズレーの登場もこの作品のハードルを上げていた。ブルース・ウィリスとジョシュ・ハートネット、そしてきれいでナイスバディな美人を一人つれてくるだけで十分だったような気がする。イマイチと言う作品でもないけれど、そんなにおどろくような作品でもない。きっと映画ファンなら騙されないどんでん返しだろう。

(キーワード)ギャング サスペンス 人違い(後味)想定内のどんでん返し
(対象)18歳〜50歳 サスペンス好き 謎解き好きな人向け
(ストーリー)★★★★☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★★★☆

・ラブソングができるまで (2007年 アメリカ 104分)  44点
リトル・ダンサー(2000年 イギリス 111分)
57点
(あらすじ)
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。

(レビュー)
T.レックスの曲につられ、タイトルすら知らないまま全くの先入観ゼロの状態で見たが、序盤から中盤にかけてこれでもかというぐらい70年代のブリティッシュロックが炸裂。(実は高校時代から20ぐらいまではまってた)映像からも、かなり昔の映画かなと思いこんでたら、製作年2000年でイギリスで数々の賞を受賞した作品とは、オイラの無知具合に思わず自分で笑ってしまった。内容に関しては、単なる田舎のバレエ少年のサクセスストーリーではなく、どちらかと言えばバレエを通して家族が一つになっていく家族ドラマで、展開にスピード感や躍動感がないので、多少古臭さを感じさせ、オイラにはどうも苦手な部類のものだった。家族や町の中での人間ドラマに関しては全く申し分は無いものの、序盤のバレエに入るきっかけや、才能を見い出す所(バレエの先生がどの辺に才能を感じたか全く分からない)やバレエ学校に入るところなど、肝心のバレエに関する部分で強引さが目立ち、オイラには、結局踊りが好きな次男に家族と町が右往左往させれただけの作品に映ってしまった。またあえて古臭さを出すために使ったBGMも、途中からいくらかしつこさを感じさせるほど鳴り響き、雰囲気だけの作品で終わってしまう可能性も十二分に含んでいた。ただし、主人公をとりまく家族の演技は秀逸で、人と人との繋がりや愛情、ノスタルジックな映像にホロリとさせられる人もたくさんいることだろう。オイラは苦手だがイイ映画には間違いない思う。この辺は好き嫌いの分かれるところ。ちなみに原題は「ビリー・エリオット」。主人公の名前そのままだそうで・・・。 (2007年7月15日)

(キーワード)バレエ 炭鉱 田舎(後味)イイ映画だけど苦手な部類
(対象)25歳〜80歳 大人向け 家族ドラマ好き向き
(ストーリー)★★★★☆ (エンターテイメント)★★☆☆☆ (再見度)★★☆☆☆

猟奇的な彼女(2001年 韓国 122分)
猟奇的な彼女
85点
前半、後半、延長戦と区切られたこの作品。前半はコメディー、後半はラブストーリー、延長戦が無ければただのコメディタッチの恋愛映画なんだけど、最後のそっと手をつなぐシーン。絶賛する人のほとんどはこのシーンにやられたといって間違いないだろう。ありえない。本当にありえないストーリー展開なんだけど、見終わったあとのなんとも言えないこの気持ちをどう表したらいいんだろう。うまい言葉が見当たらないけど、見終わった後になんだかうれしい気持ちにさせれる。

(キーワード)恋愛 コメディ 暴力(後味)スッキリ 気分爽快
(ストーリー)★★★★☆ (エンターテイメント)★★★★☆ (再見度)★★★★☆

ロード・オブ・ザ・リング(2001年 アメリカ/ニュージーランド 178分)
75点
(嫁の評価68点)
(あらすじ)
世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪がホビット族の青年フロドの手に渡る。しかし、指輪を取り戻そうとする闇の冥王サウロンの部下が迫っていた。世界を守るため、フロドを中心とする9人の仲間が結成され、彼らは遥かなる冒険の旅に出る。

(レビュー)
ついにあの指輪物語が映像化と話題となった今作品であるが、世の中のほとんどの人は、ドラゴンも出てくる、魔法もある、エルフやドワーフその他もろもろもすべて登場。もうゲームの世界そのものである。ウィザードリーやドラゴンクエストのような世界感を忠実に再現した、ファンタジーゲームが映像化されたと喜んだことだろう。(オイラはその部類である)強制遠近法やCG、VFXなど現在の映画技術のほとんどすべてを使った映像に文句のつけようは一切無用。その上にこれでもかというぐらい登場人物達が大活躍してくれる。主役フロドが超人的な活躍をしていればB級作品に終わってくれたかもしれないが、ゲームのように重要なのはパーティとしての力。この辺もゲーム好きにはたまらなかっただろう。影の主役アラゴルンをもうちょっと深く描ききれていればもっと面白い作品に仕上がっていたかもしれないのが残念ながら、十分平均点以上の作品だった。ただ女の子にはちょっとタルい作品の可能性もある。 (2007年6月10日)

(キーワード)ファンタジー RPG(後味)ザ・ファンタジー映画
(対象)12歳〜50歳 ゲーム好き ファンタジー好き向け
(ストーリー)★★★☆☆ (エンターテイメント)★★★★★ (再見度)★★★☆☆

RONIN(1998年 アメリカ 122分)
RONIN
62点
(嫁の評価60点)
(あらすじ)
5人の元スパイが、パリに集められた。雇い主も目的も謎のまま、ら銀色のケースを盗み出すのが彼らの仕事だ。アクシデントに見舞われながら、なんとかニースまで駒を進めた男たち。しかし、チームのひとりに裏切り者が出現し、盗み出したケースは行方不明になる。これを取り戻すべく動き出すのだが……。

(レビュー)
ロバートデニーロ、ジャン・レノのキャスティングの時点でお!と思わせるこの作品。退屈な映画でないもののエキサイティングな映画かというと微妙な作品。スパイ映画の醍醐味はやはり、なんとも言われぬ緊張感やその華麗さ。しかし緊張感という部分でこの車は片輪走行となってしまい、この映画の見所の一つであるカーチェイスもどこか映画のバランスを崩す故障の一つにさえ感じさせられる。タイトルそのものも曖昧で、つぎはぎだらけのこの車はドコへいってしまうのがねらいだったのだろうか?ラストもどこかすっきりしない印象。ロバートデニーロという高級車でも、軽自動車のエンジンでは高速道路を走るはつらかった。 (2007年6月13日)

(キーワード)カーアクション スパイ(後味)さほど残らず
(対象)18歳〜40歳 アクション好き向き
(ストーリー)★★★☆☆ (エンターテイメント)★★★★☆ (再見度)★★☆☆☆

ローマの休日 (1953年 アメリカ 118分)
85点
(あらすじ)
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、欧州各国を親善旅行で訪れていた。ローマで彼女は、こっそり夜の街へ繰り出すことに。やがて、ベンチで寝入ってしまうアン。そこへ偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョーは、彼女を一国の王女であることも知らずに自分のアパートで休ませてしまう。

(レビュー)
映画ファンでなくても聞いたことはあるであろう、恋愛映画の定番中の定番である「ローマの休日」。50年経った今でも語られるだけあって名作であるし、今見ても面白い。当時の新進若手女優オードリー・ヘプバーンとすでにスターであったグレゴリー・ペックが出演。ストーリー的にはこれと言った真新しさ(50年以上も前の名作にこんなこと言っちゃ失礼か(笑))やドンデン返しは無いものの、やっぱりこの映画の見所はオードーリーのお茶目な雰囲気とキュートさにある。あの可愛さフルスロットルの笑顔や困った顔に、かつてリアルタイムで見たじーさま方がやられないはずはナイだろう。グレゴリーとのキスシーンなんてもうアワワワ状態であっただろう。そういうオイラもこの作品を見てメロメロになった口である。ローマに咲いた妖精オードリーヘップバーン、今も伝説として語られる彼女の魅力が一杯つまった作品だ。切ないラストもジーンとくること間違いなし! (2007年7月6日)

(キーワード)身分差 王女 恋 ローマ(後味)ジーン
(対象)18歳〜80歳 恋愛映画好き 
(ストーリー)★★★☆☆ (エンターテイメント)★★★★☆ (再見度)★★★★☆

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