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TSUTAYA DISCAS レビュー広場

(ストーリー)
オリジナリティー・どんでん返し・演出・キャスティング・テンポ
(エンターテイメント)
笑いや爽快感、見易さ
(再見度)
もう一度見たいかどうか

100点
参りました完璧です!!
90点
名作。DVDがほしくなった!
80点
面白い。人に勧めよう!
70点
楽しめた
60点
普通の映画。
50点
つまらなかった。長く感じた。
40点
見たことをちょっと後悔
30点
駄作。時間の無駄だった
20点
金かえせ!
10点
よくぞこんなの作った
ある意味すごい映画






勝手気ままに映画レビュー

独断と偏見で書いてます。点数低くてもおもしろい映画もあるはずです。
 
ユナイテッド93 (2006年 アメリカ 111分)
ユナイテッド93
65点
(嫁の評価80点)
(あらすじ)
2001年9月11日。大勢の乗員・乗客を乗せたユナイテッド航空93便は、離陸後にテロリストによってハイジャックされていることが判明する。やがて、その情報は搭乗者のみならず、地上にいる彼らの家族や管制塔にも伝わった。耳を疑う情報が流れ、想像を絶する恐怖に襲われながらも、機内の人々は一丸となってある決断を下す。

(レビュー)
この作品は「ボーン・スプレマシー」の監督ポール・グリーングラスが、9.11アメリカ同時多発テロでハイジャックされた4機のうち、乗客の決死の奮闘により唯一目標に達っせず墜落したユナイテッド航空93便の中で起こったドラマを、遺族などに対する綿密な取材と了承により再現されたドキュメンタリードラマである。まず結論から言ってしまうと、この作品は事件そのものを知っている人間が見れば、物語の結末も当然分かっているためドラマとしては全く楽しめない。オイラもその口だ。助からないと分かっているスリラーを果たして誰が楽しめるだろうか。しかし、コレはコレで全く良いと思う。この作品はあの日の出来事を忠実に、そして徹底したリアリティーを追求して再現することにより、あの日亡くなっていったたくさんの乗客の方々が確かにあそこに存在したことを、歴史と観客の心に残すための記録のための映画だと思う。だからこの作品にヒーローは存在しないし(登場人物の名前さえほとんどでてこない)犯人が、全くの悪であるとも描かれていない。ただ、何が機内で起こりどんな状況だったかが、ニュートラルな目線で描かれているだけである。変にこのあたりにドラマを差し込んでくるとガッカリだった。最後に乗客の誰もが、電話で家族や愛する者たちに「I LOVE YOU」と伝える。この作品を見終わったあとには、監督や出演者達からユナイテッド93の乗客への「I LOVE YOU」という言葉を感じた。毎年9.11になればこの作品を取り出してきて、1年に1回でいいから彼らを思い出すのも悪くないだろう。 (2007年8月29日)
(嫁2行レビュー)
とてもスリリングで最後まで引き込まれます!
これが実話だと思うと胸が痛みますね(ノ△・。)


(キーワード)9.11 テロ ノンフィクション (後味)再現記録映画
(対象)18歳〜80歳 9.11テロを忘れたくない人向け
(ストーリー)★★★☆☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★★☆☆

善き人のためのソナタ (2006年 ドイツ 138分)
第79回(2006年)アカデミー外国語映画賞受賞作品
善き人のためのソナタ
96点
(嫁の評価92点)
(あらすじ)
1984年の東ベルリン。国家に忠誠を誓うシュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。ヴィースラーは盗聴器を通して彼らの監視を始めるが、音楽や文学を語り合い自由な思想を持つ彼らに次第に魅せられていく……。

(レビュー)
いろんな所で大絶賛されているこの作品、てっきり旧東ドイツの過酷な監視体制を元に描いて、誰かが死んでお涙頂戴な政治色の強い話かと思ったら、これがビックリ見事に裏切られた。こんなにも味わい深く、後に残る作品は久しぶりだ。 しかもこの作品を監督したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクはこれが初の長編監督作品になるというから二重の驚き。とにかく何と言ってもラストがいい。あえておとなく淡々と体制そのままに暗い印象の序盤、次に自由と愛を語る芸術家たちと国家のために、それを冷徹に機械のごとく監視する主人公ヴィースラー、ラストに向かって動き出す彼ら3人(ヴィースラー、ドライマン、クリスタ)の思惑の交差とその結末。終盤のタイプライターを探すシーンのサスペンス部分にいたっては、監視者ヴィースラーの傍観者であっただろう観客が、いつのまにか彼と一体化していることに初めて気付かされる。最初は面白みのない無機的な主人公に、最後は感情移入させられるなんてびっくりした。なんとも練られて絶妙な脚本だと思う。そして2段構えのラスト。泣かせに来といて最後はジーンとさせる。もう、最後はうまいこと監督の手のひらで転がされたなと感じた。また絶妙に配置されたエピソードの数々、それが押し付けがましくも無く淡々と描かれている。この辺も目立たないもののスゴイ。タイトルの「善き人のためのソナタ」は邦題で、実は小道具の一つに過ぎないものの、日本の映画会社にしてはなかなかセンスのいい題名をつけたと思う。主人公は劇中で3、4度しか人間的表情を出さないものの、それが返ってこちらの魂に響いてくる。これも役者の演技力なしには語れないだろう。これが遺作となったウルリッヒ・ミューエに哀悼の念を送りたい。後世に残る作品の一つであり彼の名も歴史に刻まれるのは間違いない!ブラボー〜〜〜〜! (2007年8月15日)
(嫁2行レビュー)
評判どおり良い映画で、脚本も役者さんもほんとにすばらしかったです
後半はサスペンスとしても面白く、最後は胸がいっぱいに・・・o(;△;)o


(キーワード)旧東ドイツ 社会主義国家 芸術 誇り (後味)脚本とラストがいい
(対象)22歳〜80歳 社会派ドラマ 人間ドラマ好き向け
(ストーリー)★★★★★ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★★★★

40歳の童貞男(2005年 アメリカ 132分(無修正完全版))
45点
(嫁の評価60点)
(あらすじ)
家電量販店で働くフィギュア収集家アンディ(スティーヴ・カレル)は、平凡だが充実した日々を送っていた。ある晩、ポーカーの最中に同僚のデビッド(ポール・ラッド)らに自分が40歳で童貞だとバレてしまい、翌日から彼の“ロスト・ヴァージン大作戦”が始まる。そんな時、向かいの店で働くトリシュ(キャサリン・キーナー)と出会い……。

(レビュー)
こういう映画は頭の中を空っぽにして、軽いノリでゲラゲラ笑いながら見るようなラブコメディーなんだろうと先入観を持って見たが、どうも突き抜けてないと言うか、下ネタも笑いも中途半端。かといって最後にホロリとさせるかというと、これもどこかぼかされた感じになっている。40歳の童貞男の童貞から卒業までの過程をいろんな笑いを肉付けしながらの130分(DVDで見たので完全版)だったが正直言って長すぎる。映画版の120分でもおそらく長いだろう。こういうノリの映画はもって正直100分。ストーリーも、もうちょっと余計な話を挟まずにストレートで行くべきだったのではないだろうか?恋人役のキャサリン・キーナーは存在感がありすぎて、周りの出演者たちのテレビドラマ風の演出から明らかに浮いていたのも残念だった。監督と出演者達の内輪受けするネタは満載だが、万人受けと言う点ではまだ「クリスティーナの好きなコト」のほうがマシなんじゃないだろうか?お下品さもこちらのほうが突き抜けてるし・・・(2007年5月26日)
(嫁2行レビュー)
もっと笑えるコメディーかと思ったら・・・
肩すかしを食らったような( ´△`)アァ-


(キーワード)おたく 童貞(後味)中途半端なラブコメディー
(対象)30歳〜40歳 非童貞・非おたく向き
(ストーリー)★★☆☆☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★☆☆☆☆

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