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YAHOO!映画
TSUTAYAレビュー広場

(ストーリー)
オリジナリティー・どんでん返し・演出・キャスティング・テンポ
(エンターテイメント)
笑いや爽快感、見易さ
(再見度)
もう一度見たいかどうか

100点
参りました完璧です!!
90点
名作。DVDがほしくなった!
80点
面白い。人に勧めよう!
70点
楽しめた
60点
普通の映画。
50点
つまらなかった。長く感じた。
40点
見たことをちょっと後悔
30点
駄作。時間の無駄だった
20点
金かえせ!
10点
よくぞこんなの作った
ある意味すごい映画















アニメレビュー

銀河英雄伝説(1988〜1997年 日本 OVA全110話)
銀河英雄伝説
97点
(あらすじ)
西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。宇宙に進出した人類は、専制政治を敷く銀河帝国と民主共和政を唱える自由惑星同盟の二大勢力に分かれ、150年にもわたる断続的な戦争を続けていた。長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた宇宙暦700年代末、両陣営に2人の英雄が出現し、人類の歴史は大きく展開し始める。

(レビュー)
こいつは序盤の一部が劇場公開されたものの、ほとんどがOVAのために製作されたため、純粋な映画作品ではないのでレビューにいれようか迷ったが、アニメ作品で一番面白いのは?と思い浮かべたとき真っ先に浮かんだのがコレだったので入れた。つまり、そんぐらいスゴイ。めっちゃオモロイ作品だ!!もともと活字に拒絶反応の強いオイラだけど、高校時代に「アルスラーン戦記」などを読んでからというもの、田中芳樹の作品だけはどっぷり虜になってた。そんな時にすでに大ヒットを飛ばしていたのがこの「銀河英雄伝説」通称、銀英伝(ぎんえいでん)。すでにこの頃新書版で20冊以上出版されており、当時の貧乏高校生のオイラには買ったり読んだりする財力も気力ないため、実際コイツを体感したのはちょうど10年後のビデオ版だった。このシリーズ、外伝も含めると30巻以上100話オーバー!!。24も真っ青なぐらい見るのに時間がかかる。しかーし、コイツをただのSFアニメだと舐めたら大間違い、膨大な登場人物が活躍・交錯し、それぞれの思惑を漂わせながらも人間どおしのぶつかり合いを描いたスペースオペラだ。実際の歴史的事件を踏襲しながらも、その舞台を未来と宇宙に置き換えながら、あくまでリアル(ロボットなどは出てこない)なSFフィクション。こんなに今でも心に残るアニメはコレを置いて他にない。現代の三国志と言っても言いすぎではないだろう。こんなオイラはロイエンタールが好き。(2007年7月23日)

(キーワード)宇宙 戦争 人間ドラマ(後味)不朽の名作!
(対象)15歳〜50歳 男性向け SF好き 田中芳樹ファン向け
(ストーリー)★★★★★ (エンターテイメント)★★★★★ (再見度)★★★★★

ゲド戦記(2006年 日本 115分)
ゲド戦記
33点
(嫁の評価35点)
(あらすじ)
多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。

(レビュー)
1年ぐらい前映画館にて鑑賞。はっきり言って突っ込みどころはたくさんあった。ジブリお得意の俳優陣の声優起用や、主題歌の歌唱力の程度などいろんな所でささやかれているが、その辺はオイラは特に気になるほどではなかったので目をつぶろう。で、肝心の内容だが、全体から伝わってくる原作(全く知らない)やストーリーの面白さはなんとなく感じた。だがこの作品、そもそも映画でやるべきじゃなかったのではないか。2時間に収めるためには、余計な説明なんか省いてて全体に話が走りすぎていたのは火を見るより明らかだろう。連続テレビアニメで、じっくり作品のもつ背景なんかを描いていければ十分楽しめたんだろうけど、この作品は盛り上がろうとしたところで話が切れて、また次の展開に行き、そしてまた場面が変わるの繰り返しで、細かい部分での起承転結が不十分。またジブリ作品を見慣れている人間にとっては、作画の点でも多少他の作品に比べて荒さが目についただろう。ラストの30分間はとにかくグダグダ感たっぷり・・・。 (2007年6月6日)
(嫁2行レビュー)
ビックリするぐらいつまらなくてな〜んにも伝わってきません(・へ・;;)ウーム
せめて画がきれいだったらなぁ・・・


(キーワード)ファンタジー 竜 魔法 (後味)消化不良
(対象)25歳〜50歳 ジブリファンは見てはいけない
(ストーリー)★★★☆☆ (エンターテイメント)★★☆☆☆ (再見度)★★☆☆☆

時をかける少女(2006年 日本 100分)
時をかける少女
87点
(嫁の評価82点)
(あらすじ)
高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を持ってしまう。その能力のことを叔母の芳山和子に相談すると、それは“タイムリープ”といい、記憶の確かな過去に飛べる能力だという。半信半疑の真琴だが、日常の些細な不満やストレス解消などのため、むやみやたらに能力を乱用しだし……

(レビュー)
これはあの原田知世主演の同名作品を、オリジナル脚本でリメイクした作品(原田知世が演じていたのが叔母の芳山和子という設定)らしい。実写版の前作は原田知世を始めとした役者陣の痛々しい演技だけが目立ち、内容については全く覚えてないが(アイドル路線の映画だったのでこの辺はしょうがない?)、いやはやアニメにして正解だったというか良く出来ている。あの主人公のぶっ飛びぶりはアニメじゃなきゃ引きたたんだろう。さすがジャパンアニメというか、この分野に関しては世界の最前線を走っていることを改めて実感した。序盤、声優陣のセリフのたどたどしさは多少気になったものの、物語が進むに連れて主人公を含めたキャラクターの生き生きとした姿に、すぐに気にならなくってくる。また物語のテンポも軽快で、うまく緩急を使い分けておりストレスなくこちらをハラハラドキドキさせてくれる。そして、なんかテンポや雰囲気がジブリぽいなぁと思ったら、なんとこの監督!あの巨匠宮崎駿に請われて「ハウルの動く城」の監督を途中まで(詳細についてはウィキペディアにて)任されていたらしい。いやはや納得だ。あのスタジオジブリのエッセンスをうまく自分の中に取り込めている。ジャンルはSF青春ファンタジーに分類されそうなものの、見終わった後の清々しさと切なさは、ぜひとも大人の人に見てもらいたいというべき内容だ。アニメと言えども侮れない。 (2007年8月1日)
(嫁2行レビュー)
最初は笑えて最後はせつなくて泣いちゃいました(゚ーÅ) ホロリ
キャラクターデザインは好みではないですが、背景はとっても綺麗でした


(キーワード)時間跳躍 青春 ファンタジー (後味)切なく、清々しく
(対象)15歳〜60歳 大人向け 「バタフライエフェクト」が好きな人むけ
(ストーリー)★★★★☆ (エンターテイメント)★★★★☆ (再見度)★★★★☆

ファイナルファンタジー (2001年 アメリカ 106分)
ファイナルファンタジー
50点
(あらすじ)
2065年、地球。人類は地球外生命体“ファントム”の侵入増殖を受け滅亡の危機に瀕していた。武力による一掃を目指す軍に対し、科学者アキは別の方法でなければ“ファントム”を全滅することはできないと直感していた。彼女は、自分が繰り返し見るリアルで不思議な夢に人類を救う鍵があると感じるのだが、それが何なのはいまだ分からなかった……。

(レビュー)
ギネス級のクソ映画(実際にギネスに載ったらしい)と話題になり、あの大ゲーム会社スクエアの経営さえもひっくり返した本作をついにDVDにて鑑賞。もちろん興味はあったものの駄作を金払ってまで見たくないので、実はたまたま図書館にあったのを借りた。(これを入れた図書館にビックリするが税金を使われていることを考えるとちょっと複雑・・・)そんなどうでもいい前フリはおいといて、怖いもの見たさで見たが正直思ったほどクソ(何度もすんません)映画ではなっかった。批判のほとんどは、登場人物に温度が感じられないというというのを色んなところで見るが、フルCGで描いているのはあらかじめ分かっていることなので、アニメだと割り切って見ればそんなに気にならるほどでもなく、物語自体には割りとすんなり入り込むことができた。無機物に関しての描写やデザインに関しては、さすがスクエアが関わっているだけあってよく出来ている。さすがにお金もかかっているのか、他の実写の超大作映画を越えるほどだ。しかしこの作品の問題点はそんな表面的なことではなくて、ストーリー面や演出・脚本面など本来映画において一番重要なところが中途半端に作られている点にあると思う。まずストーリー面に関してだが、たとえこの作品のタイトルが「ファイナルファンタジー」という超人気ゲームのタイトルを冠していなくても、SF映画としても極めて捻りがなく平凡だ。これじゃ誰が実写で作っても大ヒットは難しいと思う。次に脚本やキャラクター設定においても、どこかで見たような場面や人間が多数登場し、ベタな展開とセリフの連続にもしかしたらアメリカ人には失笑されたんじゃないかと心配してしまう。これが遊び心にある外国人の監督が作った映画なら、ジョークの一つもでてきそうな場面にも全く笑いの一つさえも見えてこない。このへんの日本人的な窮屈さと真面目さが退屈で閉塞感のある作品に仕上げた要因なんじゃないだろうか。作品の中に一つでいいから小道具や気の利いたセリフを利かせれば、もうちょっと違ったエッセンスに仕上がっただろうが、この辺は初めて映画を作る監督に160億円ものお金をポーンと出してしまったスクエアのミスディレクションだったのだろうか。主人公が一番作り物感たっぷりなのもやっぱり問題だろう。ハゲた同僚の博士は良く出来てたのだが・・・。 (2007年8月11日)

(キーワード)SF (後味)B級SFアニメ
(対象)15歳〜22歳 アニメ・ゲーム好き SFファン向け
(ストーリー)★★☆☆☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★☆☆☆☆

ブレイブ ストーリー(2006年 日本 111分)
ブレイブストーリー
45点
(あらすじ)
どこにでもいる平凡な小学5年生のワタルは、父親の家出と母親の自殺未遂を機に不幸のどん底に突き落とされてしまう。あまりにもつらい自分の運命を変えたい気持ちに駆られたワタルは、転校生のミツルに教えてもらった“運命を変える扉”を開け、ありとあらゆる冒険が待つ幻界へ飛び込むが……。

(レビュー)
宮部みゆき原作のこの作品、まるでRPGゲームの世界観をそのまんま映画化しており、原作は読んでないので知らないが製作者側は明らかにターゲットは子供に絞って作っている。しかしながら、序盤の入り口部分をわりとしっかり描けている割には、中盤から終盤にかけて物語は加速度的に進んでしまい、肝心の個性的であろうキャラクター達そのもの物語がどこかに行ってしまう。この辺がやはり子供向け映画の限界であろうか、いかんせん111分というのが短すぎた。あと20分あればという気もするが、ここは思い切って登場人物を減らすのも一つの手ではなかったのだろうか。作品自体の狙いは良かっただけに残念。まぁ絵も綺麗だし、小学生なら十分に楽しめる作品でしょう。(2007年6月22日)

(キーワード)ファンタジー RPG(後味)話をすっとばし過ぎ
(対象)6歳〜12歳 子供向け 宮部みゆきファン向け
(ストーリー)★★☆☆☆ (エンターテイメント)★★★★☆ (再見度)★☆☆☆☆


その他レビュー

皇帝ペンギン  (2005年 フランス 86分) 
皇帝ペンギン
50点
(嫁の評価65点)
(あらすじ)
マイナス40度の南極大陸に暮らす皇帝ペンギンの子作り、子育て、そして巣立つ子供たちの姿を追ったドキュメンタリー作品。ブリザードの中、120日間絶食して卵を辛抱強く温めながら妻の帰りを待つオス達。卵が帰ったあとは他の脅威にさらされながら、今度は逆に子育てしながらじっと夫の帰りを待つメス達。1年と120時間かけて収めた映像は一見の価値があり、映像の美しさとそこに潜む自然の残酷さを描く。

(レビュー)
まず、この作品はドキュメントタッチの作品ではなく、完全なペンギンの暮らしを追ったドキュメンタリー作品である。そこにフランス人の俳優(声優?)3人によるアテレコ(アフレコ)が行われており、ペンギンの親子を擬人化したような作りとなっている。1年以上かけて撮影された映像はさすがで、特に水中でのシーンなどは迫力もあり、時折CGかと思わせるぐらい圧巻である。またペンギンがいずこからか集まってきて列や群れを成すシーンなどは、長きに渡る取材の賜物だろう、なかなかお目にかかれないシーンもあり、へ〜と関心させられる。しかしながら曲者はやはりあのアテレコと、こういう動物ドキュメンタリーお決まりの自然の驚異だろうか。正直アテレコは邪魔だ。もちろん同じペンギンの親子を追っていないのは明らかで、ところどころ魅力的なペンギン親子のシーンにそれっぽいアテレコをしているのが、いかにも痛々しくて見ててつらい。お父さんやお母さんが5歳ぐらいの子供に絵本を読むように、アテレコいているようで、30男のオイラには我慢我慢の連続だった。そして、物語の本線となる自然の驚異に負けないでけなげに生きるペンギン親子。たしかにペンギンの子供は、コレでもかというぐらい可愛くて、オイラももう萌え萌えである。一匹ぐらいほしいぐらいだ。(笑)しかしながら、動物奇想天外やNHKのサバンナのドキュメンタリーじゃあるまいし、子供ペンギン達が他の鳥に狙われるとか、親は親でアザラシに狙われるとか、またブリザードで弱いものは死んでいくという映像に見ていて新鮮は全く無い。どうやらアテレコやナレーションといい、小さな子供をもつ親や祖父母の方向けにつくられた児童作品と考えれば、小学校あたりの体育館で上映するにはピッタリの映画じゃないだろうか。間違っても眠気がある時に見てはいけない作品だろう。(2007年9月2日)
(嫁2行レビュー)
CGか!と思うぐらい映像がすごいです(゚∇^d) グッ!! そしてほんとにかわいい♪
自然は厳しく生命は神秘的ですね


(キーワード)ペンギン 自然 ドキュメンタリー(後味)ペンギンの子供は可愛いが・・・
(対象)3歳〜80歳 動物好き 子供がいる方向け
(ストーリー)★★☆☆☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★☆☆☆☆