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勝手気ままに映画レビューのタイトル

「告発」

(1995年 アメリカ 124分)
告発
89点
(嫁の評価85点)
(原 題)「MURDER IN THE FIRST」
(監 督)マーク・ロッコ
(出 演)クリスチャン・スレイター 、ケヴィン・ベーコン 、ゲイリー・オールドマン 、エンベス・デイヴィッツ 、ウィリアム・H・メイシー 、スティーヴン・トボロウスキー 、ブラッド・ドゥーリフ 、R・リー・アーメイ 、キラ・セジウィック 、ステファン・ギラシュ 、ジョアンヌ・ウォーリー=キルマー 、ミア・カーシュナー
(制作費)億円
(興行収入)20億円
(キーワード)アルカトラズ刑務所 実話ベース 法廷
(後 味)ドラマもいいがカメラワークが印象的
(対 象)22歳〜70歳 人間ドラマ好き 法廷物好き向け
(ストーリー)★★★★★ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★★★☆

(あらすじ)

 全米一悪名高きアルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ、一人の囚人と彼を支えた若き弁護士の友情を描く、衝撃の実話。死刑確実と言われていたアルカトラズ刑務所内で起こった殺人事件を担当することになった若き弁護士ジェームスは、犯人の囚人ヘンリー・ヤングを調べてゆくうちに彼の有罪に疑問をもつようになっていった。やがて彼はアメリカ合衆国に真っ向から闘いを挑んでゆく……。“

(レビュー)

 1941年にアルカトラズ刑務所で実際に起きた事件に対するヘンリー・ヤング裁判をベースとして描かれたこの作品、監督のマーク・ロッコは「事実以外が映画に描かれている事はない」と細部に至るまでの再現を狙ったらしい。なるほど、法廷物にありがちな隠された真実やどんでん返しは無いものの、囚人ヘンリーと若き弁護士ジェームスとの心の交流を軸に、国や権力を相手に一歩も引かず立ち向かっていく姿が、押し付けがましくもなく整然と描かれている。

 ノンフィクションでありながら何といっても脚本がすばらしい。事実が先に描かれながらも、その中に使われる「アクションとリアクション」といったセリフやヤンキース、ディマジオといったキーワードも最後の最後までいい所で効いていて、物悲しさとともにストーリーに深みを与えてくれている。序盤の刑務所での暴行シーンもそういった前フリとなって効いているために、見てる時点ではちょっとだけ引っ張りすぎかなと感じたこの場面も、見終わった後のしつこさはあまり感じられない。またこの脚本のうまいところは、法廷闘争に物語の焦点を絞り込むのではなく、ヘンリーの暴行によって閉じてしまった心がジェームスによって開いていくという、あくまで人間ドラマを中心にして描かれているところだろう。そして刑務所長や副所長の自らの償うべき罪を、事実をつきつけるのではなく、法廷内で自分の口から語らせ認識させるという手法が痛快でいてすばらしい。いつの間にか見ているこちらは主人公ジェームスの弁論に聴き入る陪審員でいるかのように、セリフの一つ一つが響いてくる。役者達の好演はもちろんすばらしいが、その独特なカメラワークも目を引く。決して話題となった作品ではないものの、すべてのレベルが高くノンタイトルなのが不思議な作品だ。(2007年9月23日)
(嫁2行レビュー)
最後まで目が離せませんでした。いい映画だと思います。
ケヴィン・ベーコンの演技はすごかったです(*TーT)bグッ!


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