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勝手気ままに映画レビューのタイトル

「硫黄島からの手紙」

(2006年 アメリカ 140分)
硫黄島からの手紙
46点
(嫁の評価75点) 
(原 題)「LETTERS FROM IWO JIMA」
(監 督)クリント・イーストウッド
(出 演)渡辺謙 、二宮和也 、伊原剛志 、加瀬亮 、松崎悠希 、中村獅童 、裕木奈江 他
(制作費)17〜21億円(1500〜1900万ドル)
(興行収入)60億円
(キーワード)戦争 家族愛 ノンフィクション
(後 味)違和感
(対 象)12歳〜80歳 若い人、平和ボケの人向け
(ストーリー)★★★☆☆ (エンターテイメント)★★★☆☆ (再見度)★★☆☆☆

(あらすじ)

 戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ。指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手する。

(レビュー)

 いまや名監督の一人ともいえるクリント・イーストウッドが撮った日本映画(厳密に言えばアメリカ映画であるが)ということで大きな期待を持って映画館にて鑑賞した作品。例のごとく大プロモーション作品にありがちな"アカデミー賞間違いなし!"というふれこみであったが、結局のところ何部門かでノミネートされたわけで、あながち大げさなふれこみでもなかったといったところだろうか。しかしながらたくさんの制作費を費やした超大作かと思いながらよく調べて見ると、どうやら1500〜1900万ドルあたりで撮られたらしく、ハリウッド資本の映画としては小規模な作品と言えるかもしれない。(ちなみに「父親達の星条旗」は100億円近くかかったらしい)

 さてこの作品、批判の声とともに大絶賛の声も上がっているものの、果たしてクリント・イーストウッド監督というふれこみが無ければ、一体どれぐらいの人間、又はどんなタイプの人間が賞賛したのだろうか?それぐらいオイラ的には普通におもしろくもつまらなくもない戦争映画だった。正直この程度の戦争映画なら他にたくさんいい作品があるだろう。戦争映画を見て、"私達はこんな平和な時代に生まれて良かったです"というようなトンチンカンな感想を抱きたいのなら、NHKあたりの戦争ドキュメンタリーをじっくりと鑑賞するほうをオススメする。きっとそこには目を背けたくなるようなリアルもたくさんあることだろう。

 内容についてだが、いろんな場面やキャラクター達から伝わってくるバランスの悪さが気になってしょうがない。主人公の西郷演じる嵐の二宮くん、まず肝心な主人公のキャラクターが違和感タップリである。あれなら戦中生まれじゃないオイラだって一発ぶん殴ってやろうかと思ってしまう。ハッキリ言って日本の国民性を履き違えている。この部分でいきなりこの作品からはじかれたオイラのような人間も少なくないはずだ。そして栗林中将演じる渡辺謙や有名俳優の方々、彼らがちっとも戦時中の人間に見えないのはオイラだけだろうか。とにかく気品があって全体に姿勢が良すぎる。そしてゲリラ戦を展開して疲弊しきっているはずなのにちっとも汚なさや泥臭さが感じられない。他のチョイ役の人達のほうが素朴で実は映画にマッチしてたように感じたのは、キャスティングの失敗かオイラが日本人だからなのか、このあたりに監督がアメリカ人という弊害が出てるかもしれない。

彼にしては平凡な作品だった。正直これでアカデミー作品賞を受賞したら、オイラはこの賞そのものの権威を疑わなければいけなくなったので、ちょっぴり安心したことを付け加えておこう。(2007年5月12日)
(嫁2行レビュー)
二宮くんが微妙( ´△`)アァ-
映画自体は胸に迫るものがありますね


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